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漢検(日本漢字能力検定)を取得していると高校受験で、
- 出願要件
- 試験免除
- 点数加算
などの優遇措置を受けることができる学校もあります。
特に推薦入試に出願する際、内申点を基準としている学校が多いのですが、漢検3級を取得していると加点1がもらえることが多いです。
仮に推薦入試出願の基準が「9科目合計の内申点35」の場合、お子さんの内申点の合計が34だったとすると、漢検3級の加点1があれば出願することが出来ます。
したがって、漢検は出来るだけ取得しておくことをおすすめします。
また、直接的な優遇措置とは別にも漢検を取得しておくことで、定期テストや模擬試験の国語が出来るようになるといったメリットもあります。
今回は漢検を取得しておくメリットについて確認していきましょう。
モコスタ統括マネージャー
小澤 珠美

大学卒業後、大手進学塾で高校受験・中学受験の指導に15年間従事。特に中学受験において、御三家中学をはじめとする超難関校の算数指導・受験対策・保護者のサポートに尽力し、合格実績に貢献。
その後独立してさらなる成果を出し続けモコスタ専属の指導者となる。これまでに蓄積したすべてのノウハウを投入し、モコスタに通う受験生全員の第一志望校合格を全力でサポートする。
著書:『中学受験超成功法「ママは楽しく息を抜く」』ギャラクシーブックス 2017年
共著:『未来を創る〜私たちが選んだ道〜 輝く女性起業家』ブレインワークス 2017年
漢検の何級取得を目指す?
漢検の級は10級~1級までに分かれていて、目安は以下のようになっています。
10級 | 小学校1年生修了程度 |
9級 | 小学校2年生修了程度 |
8級 | 小学校3年生修了程度 |
7級 | 小学校4年生修了程度 |
6級 | 小学校5年生修了程度 |
5級 | 小学校6年生修了程度 |
4級 | 中学校在学程度 |
3級 | 中学校卒業程度 |
準2級 | 高校在学程度 |
2級 | 高校卒業・大学・一般程度 |
準1級 | 大学・一般程度 |
1級 | 大学・一般程度 |
高校受験で優遇措置を受けることが出来るのは、ほとんどが3級以上となります。
そのため、高校受験で優遇措置を受けるのであれば、3級以上の合格を目指していきましょう。
漢検3級の試験内容
漢検3級の試験内容は、
漢字の読み | 30点 |
漢字の書取 | 40点 |
部首・部首名 | 10点 |
送り仮名 | 10点 |
対義語・類義語 | 20点 |
同音・同訓異字 | 30点 |
誤字訂正 | 10点 |
四字熟語 | 20点 |
熟語の構成 | 30点 |
上記のようになっていて漢字数は1600字程度となっています。
合格基準は200点満点中の70%程度となっているので約140点を取ることが出来れば合格です。(試験時間は60分)
漢検3級の対策方法と期間
漢検3級に合格する対策方法としては「過去問の徹底」に限ります。
というのも、過去問と同じ漢字が出題されるので、合格点が取れるまで何度も繰り返し練習することが効果的です。
特に大問1で出題される「漢字の読み30問30点分」と、大問10で出題される「漢字の書取20問40点分」は全問正解出来るくらいまで練習をしておくようにしてください。
対策するのにかかる期間は1~2か月程度と考えておけば問題ありません。
漢検の採点について
漢検の採点基準は「漢検の採点について」に詳しく書かれています。
ここで注意するべきこととして、「誰が見てもその字であると判断出来ること」という点です。
これは言い換えると「丁寧な字で書きなさい」ということでしょう。
具体例も「漢検の採点について」のページに出ているので、事前に確認をしておきましょう。
いつまでに漢検を取得する?
漢検は年に3回実施(公開会場の場合6月・10月・2月)されます。
高校受験の優遇措置を目的とする場合、中学3年生の1学期までには3級を取得しておく必要があります。
しかし、定期テストや模擬試験の対策ということも考えると出来るだけ早く漢検3級を取得することをおすすめします。
学年ごとに配当漢字がありますが、漢字の勉強は自分で行うことが出来るので、過去問を先取りして合格を目指していきましょう。
高校受験以外でも漢検のメリットあり
漢検を取得しておくことは高校受験以外にもメリットがあります。
中学校で実施される定期テストや模擬試験の国語の問題でも必ず漢字が出題されますよね。
漢検の勉強をしておくことで、試験前に漢字の勉強に時間を割かなくてもよくなります。
そうすると他の科目の勉強が出来るようになり、全体として成績が上がっていきます。
また、模擬試験でも同じことが言えるでしょう。
模擬試験の国語の問題でも必ず漢字が出題されます。
そのため、漢検の勉強をして漢字に強くなっておくと安定して国語の得点が取れるようになります。
小学生のうちからゲーム感覚で
漢検は小学校1年生修了程度からのレベル設定となっているので、小学生のうちから年に1回受験をしていくことが出来ます。
小学生のうちは合格することでゲームをクリアしたような感じになるお子様もいるようで、楽しんで漢検を受験していたりもします。
ポイントとしては、最初の受験は絶対に合格させてあげることが出来るよう受験する級や対策をしっかり行っておくことが大切です。
最初の受験で合格の喜びを味わうことが出来ると、自分から「次も受験したい」と言うようになるものです。
まとめ
高校受験において漢検を取得することで優遇措置を受けるられる学校もあります。
志望している学校にどんな制度があるのかを早めに調べるようにしましょう。
もし漢検での優遇措置がなかったとしても、漢字の勉強になります。
毎年1級ずつクリアしていく、いつまでに3級を取得するなど目標を決めて取り組むとモチベーションを高めることが出来ます。
漢検を上手に活用し、高校受験で第一志望校合格を目指しましょう。
モコスタとは?
モコスタは、経験と実績豊富な講師が中心となり学習指導を行う学習塾です。
補習を中心とした個別指導から、小学1年生から6年生までの本格的な集団指導まで、受験合格に向けたサポートを行います。
コース/クラス名 | 概要 |
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ベーシック | 小学1年生から中学3年生の補習クラス。学校の授業・受験勉強の補習を行います。 |
マンツーマン | 小学1年生から中学3年生の完全マンツーマンクラス。学習塾の予習・補習や、苦手科目の重点的な学習を行います。 |
アドバンスクラス | 小学1年生と2年生を対象に、楽しく学習しながらも主体的に学ぶことを重視している集団指導クラスです。 |
中学受験クラス | 小学3年生から6年生を対象に、本格的な受験対策を行う集団指導クラスです。 |
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