中学受験を乗り越えるために子どををやる気にさせる方法とは

中学受験を視野に入れている保護者の方で「最近、うちの子のやる気がなかなか見られない…」と悩んでいらっしゃる方は多くいます。

大切なお子さんの中学受験だからこそ、「お子さんのやる気」は保護者の方にとっても重要な要素の一つでしょう。

この記事では、お子さんが意欲的に学習に取り組み、中学受験という大きな壁を乗り越えるための具体的な方法を分かりやすくお伝えしていきます。

同時に、モコスタで大切にしていることもお伝えしていきます。

本記事の監修者

モコスタ統括マネージャー
小澤 珠美

小澤珠美

大学卒業後、大手進学塾で高校受験・中学受験の指導に15年間従事。特に中学受験において、御三家中学をはじめとする超難関校の算数指導・受験対策・保護者のサポートに尽力し、合格実績に貢献。
その後独立してさらなる成果を出し続けモコスタ専属の指導者となる。これまでに蓄積したすべてのノウハウを投入し、モコスタに通う受験生全員の第一志望校合格を全力でサポートする。
著書:『中学受験超成功法「ママは楽しく息を抜く」』ギャラクシーブックス 2017年
共著:『未来を創る〜私たちが選んだ道〜 輝く女性起業家』ブレインワークス 2017年

目次

中学受験で「やる気がない」と感じる子どもの言動とは

「以前は熱心に勉強していたのに机に向かう時間が減った」「宿題に手を付けるまでに時間がかかるようになった」というような様子が見られると、心配になるはずです。

また、「疲れた」「もう嫌だ」といった言葉が増えることも、やる気が低下しているサインと考えられます。

お子さんの学習意欲が低下していると感じられる具体的な言動について解説していきます。

勉強を始めてもすぐに集中が切れる

いざ勉強を始めたとしても、すぐに集中が途切れてしまうのは、中学受験のやる気がないと感じさせる典型的な言動の一つです。

この「すぐに」というのは、お子さんの集中力や学年によっても異なるため、明確な分数として一概には言えません。

強いて言うなら、10分以内に学習に対する集中が何度も切れてしまう場合は要注意です。

この場合、考えられる原因としては、勉強内容が難しすぎたり、興味が持てなかったりすることが挙げられます。

また、明確な目標や目的意識を持てていない ため、「何のために勉強しているんだろう」という疑問が集中力を妨げる可能性もあるでしょう。

さらに、周囲の環境が勉強に集中できる状態になっていないことも影響します。

例えば、スマートフォンやゲーム、漫画などが目に入りやすい場所に置いてあったり、部屋が散らかっていたりすると、気が散ってしまいがちです。

このような状態が続くと、「勉強してもどうせできない」といったネガティブな感情につながり、さらに集中力が低下する悪循環に陥ることもあります。

お子さんの集中が続かないと感じたら、まずは学習の内容や目標設定を見直したり、学習環境を整えたりすることが大切です。

モコスタでは、中学受験クラスの受講生とは毎月面談をしており、普段の授業の様子を含めた話し合いをします。

こうすることで、お子さんのモチベーションが今どのような状態なのかを細かく知ることができるのです。

「どうせ無理」とネガティブな発言が増える

「どうせ無理」「頑張っても無駄だ」といったネガティブな発言が増えるのも、お子さんのやる気が低下しているサインです。

これは、模試などで思うような結果が出なかったり、周りの友達と比べて自分の進捗が遅れていると感じたりすることから、自己肯定感が低下している可能性があります。

また、保護者の方の何気ない一言 や、過度な期待やプレッシャーが、お子さんを悲観的な気持ちにさせているケースも考えられます。

「自分にはできない」という気持ちが強くなる(自己肯定感が下がる)と、積極的に勉強に取り組む意欲を失い、さらにネガティブな発言が増えるという悪循環に陥りがちです。

このような時には、結果だけではなく、努力の過程を具体的に褒めたり、小さな目標を達成できたことを一緒に喜んだりすることで、少しずつ自己肯定感を取り戻せるようにサポートしていくことが重要です。

親が言わないと勉強しない

保護者の方が「勉強しなさい」と声をかけなければ全く勉強しないというのも、お子さんの主体的な学習意欲が低下している表れです。

この背景には、勉強の目的や必要性を十分に理解できていない、志望校への憧れや進学したいという強い気持ちが育っていないなどが考えられます。

また、日々の学習習慣が身についていないため、どうしても保護者の指示待ちになってしまうというケースもあるでしょう。

このような状態を改善するためには、なぜ中学受験をするのか、志望校に入って何をしたいのかといった目的を一緒に考え、明確にすることが大切です。

また、小さな目標を設定し、達成感を味わわせる ことで、自主的な学習へと繋げていくことも有効です。

ただし、そうは言ってもなかなか難しいもの。

モコスタでは、時に保護者の代わりとなりながら、学習マネジメントをしっかりとおこなっていきますのでご安心ください。

子どものやる気を引き出すために保護者ができること

中学受験という目標に向かって頑張るお子さんにとって、周りの大人の言葉は大きな影響力を持っています。

特に保護者の方からの温かい声かけは、お子さんのモチベーションを大きく左右すると言っても過言ではありません。

ここでは、お子さんの心に響き、やる気を引き出すための具体的な言葉について見ていきましょう。

日々のコミュニケーションの中で意識することで、お子さんの学習意欲はきっと高まっていくはずです。

日々の努力をきちんと認めてあげる

お子さんのやる気を引き出すためには、結果だけでなく、努力やプロセスを具体的に褒めることが重要です。

例えば、「今回のテスト、難しい問題も諦めずに最後まで考えていたね。すごい集中力だったよ!」といった声かけは、お子さんの頑張りを認め、自己肯定感を高めます。

もし結果が伴わなかったとしても、「毎日コツコツと計算練習を続けているのを知っているよ。次はきっとできるようになる!」と、日々の努力に焦点を当てた言葉をかけることで、お子さんは前向きな気持ちを保ちやすくなります。

また、知的な好奇心や探求心を褒めるのも効果的です。

保護者の方がお子さんの学習内容に関心を持ち、一緒に喜ぶ姿勢を見せることで、お子さんはさらに意欲的に学習に取り組むようになるでしょう。

モコスタでは結果にも当然コミットしつつ、子ども達の努力を正しく認めています。

言葉選びが子どもの未来を変える

保護者の方の言葉は、お子さんの学習に対する姿勢だけでなく、自己肯定感の向上にもつながります。

例えば、お子さんが難しい問題に苦戦している時に、「諦めずに考え抜く力は、これからどんな困難にも立ち向かう上で大切な力になるよ」と励ますことで、お子さんは困難を乗り越えることの意義を理解し、粘り強く取り組む姿勢を育むことができます。

逆に、「どうしてこんな簡単な問題もできないの?」といった否定的な言葉や、「〇〇君はもうできているのに」といった他人と比較する言葉は、お子さんの自信を失わせ、やる気を大きく低下させてしまいます。

温かく見守る姿勢を示し、「頑張っているね」「応援しているよ」といった肯定的な言葉をかけ続けることが、非常に重要です。

最後に

今回は子どものやる気が下がっている言動や、その改善方法として保護者の方ができることをまとめました。

ぜひ参考にしていただき、中学受験を無事に終えられることを願っています。

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