【中学受験情報】成城中学校について詳しく解説!

新宿区にある成城中学校(男子校)。

長年にわたり「自学自習」「質実剛健」「敬愛親和」「自治自律」という校訓を大切にし、これらを生徒の行動指針として教育に取り入れています。

また、新宿区にありながらも充実した施設を兼ね備え、部活動も盛んに行われています。

入試情報・部活動・国際交流、そしてモコスタ荻窪教室がある荻窪駅からの行き方など成城中学校について多くの情報を掲載していきますので、学校選びの参考にしてください。

本記事の監修者

モコスタ統括マネージャー
小澤 珠美

小澤珠美

大学卒業後、大手進学塾で高校受験・中学受験の指導に15年間従事。特に中学受験において、御三家中学をはじめとする超難関校の算数指導・受験対策・保護者のサポートに尽力し、合格実績に貢献。
その後独立してさらなる成果を出し続けモコスタ専属の指導者となる。これまでに蓄積したすべてのノウハウを投入し、モコスタに通う受験生全員の第一志望校合格を全力でサポートする。
著書:『中学受験超成功法「ママは楽しく息を抜く」』ギャラクシーブックス 2017年
共著:『未来を創る〜私たちが選んだ道〜 輝く女性起業家』ブレインワークス 2017年

目次

成城中学校の基本情報

住所東京都新宿区原町3-87
電話番号03-3341-6141
HP成城中学校
生徒数約830名
登下校時刻朝のホームルーム8:30
部活終了時刻 4月~10月 18:00 11月~3月 17:00
授業のコマ数月~金 6時限 土曜 4時限

授業について

2021年度からの完全中高一貫化により、カリキュラムが改編されています。
※完全中高一貫化により高校からの募集が停止されています

中学生のうちは基礎学力の向上、自学自習の習慣化を目指し、高校生になると進路別のクラス編成となり、更に高校2年生からは文系・理系に分かれて学習を進めていきます。

2年ずつ3つに分けた教育課程は成城中学校の特徴と言えるでしょう。

部活について

運動部文化部同好会
硬式野球放送釣り
高校サッカー美術将棋
高校バスケットボール科学スキー
高校バレーボール地理探究数学研究
高校硬式テニス演劇古典ギター
バドミントン写真歴史研究
卓球吹奏楽文芸
柔道囲碁
剣道合唱
陸上競技鉄道研究
体操速記
水泳ジャグリング
相撲
自転車競技
山岳
中学野球
中学サッカー
中学バスケットボール
中学バレーボール
中学硬式テニス

荻窪駅からの行き方

約40分

電車①:荻窪駅から東西線で早稲田駅へ
早稲田駅から徒歩約16分

電車②:荻窪駅から丸ノ内線で新宿駅へ 新宿西口駅から大江戸線で牛込柳町駅へ
牛込柳町駅から徒歩約1分

私立中学校に通われる方は通学時間を片道1時間~1時間半くらいまでを考えていらっしゃるかと思いますので、荻窪からであれば十分通学圏内にあります。

施設について

図書館はもちろん、成城中学校にはチューター常駐の「自修館」があり学習や進路相談がしやすい環境が整っています。

人工芝の運動場、第二運動場、地下体育館、25m×6コースの屋外温水プールも整っています。

屋外に設置された温水プールは5月から9月まで使用可能で、比較的長い期間、体育の授業や課外活動で利用されています。

校風や特徴

「社会に有為な人材を育成する」という創立以来の建学の精神を引き継ぎながらも、時代に合った改革を行い、グローバル化・ICT化に対応しています。

情報公開にも積極的に取り組んでいて、学校ホームページにある「校長だより」では多くの写真が掲載されており、成城中学校の雰囲気を感じることができます。

成城中学校の特徴は、「自学自習」の精神を実践する場として、校舎内に設けられた自習室「自修館」に70席が用意され、朝7時30分から夕方6時30分まで開館している点です。

チューターが常駐し、生徒の学習をサポートする体制が整っています。

教員と生徒のコミュニケーションを重視する文化が根づいており、職員室の構造も独特です。

教員との対話の場として設計されており、日常的に生徒が教員と直接会話しやすい環境が整えられています。

帰国生の受け入れ

帰国生向けの特別入試は実施していませんが、国際交流には力を入れており、希望者向けの多彩なプログラムを用意しています。

国際交流

外務省のJETプログラムに参加し、外国人青年と交流できるほか、カリフォルニア大学などの学生を招いて行う「グローバルスタディズ・プログラム」では、自己理解や将来の目標形成を深める機会が提供されます。

さらに、オーストラリアでのグローバルリーダー研修や台湾でのプログラム、高1生を対象としたニュージーランドでのターム留学(1学期間のホームステイと現地校への通学)、海外高校生の見学受け入れなど、海外での学びや国際交流も充実しています。

JETプログラムとは

JETプログラム(Japan Exchange and Teaching Programme)は、日本政府が主催する国際交流事業です。このプログラムでは、外国人を日本の地方自治体や小学校・中学校・高校に招き、外国語教育・スポーツの指導や地域の国際交流を促進することを目的としています。

修学旅行

千葉県南房総市岩井海岸にて3泊4日で行われる、中学1年生時の「臨海学校」は大正14年からスタートしています。

また、信州にて2泊3日で行われる、中学2年生時の「林間学校」は大正7年からスタートしています。

中学3年生の「修学旅行」は沖縄で歴史・文化・自然を学んできます。

修学旅行は、事前学習を丁寧に行い、現地では班行動を通じて自主性を育みながら学びを深めていくスタイルです。

入試情報

2025年度入試

試験日2月1日2月3日2月5日
募集人数男子100名男子140名男子40名
合格発表2月1日2月3日2月5日
倍率3.0倍3.2倍6.8倍
偏差値515555

成城中学校は高い人気を誇り、毎年1800名を超える受験者が集まります。

定員は280名ですが、なかでも3回目入試は倍率が6倍を超える難関です。

選抜方式

筆記試験

試験科目試験時間配点
国語50分100点
算数50分100点
理科30分60点
社会30分60点

面接はありません。

その他

検定料:1回25,000円
(2回同時出願の場合:合計35,000円 3回同時出願の場合:合計45,000円)

出願方法:Webのみ

受験票はA4判白色コピー用紙に自分で印刷していく必要あり。

進路先

国公立大学への現役進学は約5~15%程度となっています。

私立大学への進学は早稲田・慶應・上智をはじめ、難関大学に多くの合格者を出しています。

卒業生の貴重なデータや卒業生のチューター制度など、大学進学に向けた学校独自の体制を整ているのも成城中学校の大きな特徴です。

卒業生・保護者の声

部活動を楽しみながら、学習もほどほどにしていたように感じます。
「自学自習」はなかなかわが子には身につかず、親としては心配な部分もありましたが、先生方、周りの友人に支えられ、希望の大学に進学することができました。
当時は、もっと塾に行って勉強してほしいと感じていましたが、部活を精一杯取り組んだことが、高3の受験期の伸びにつながったのだと思います。
結果、親が心配するよりも、自主性を重んじる成城の学習スタイルは息子に合っていたのだと思います。

最後に

成城中学校では、5月・6月に学校見学会、9月・10月・11月・1月に学校説明会を開催しています。

その他にも外部で開催される説明会や文化祭など成城中学校を知る機会が多く設けられています。

気になった方は学校見学会や文化祭などに参加して、実際の雰囲気をご覧ください。

お子さんに合う学校が見つかりますように。

モコスタとは?

モコスタは、経験と実績豊富な講師が中心となり学習指導を行う学習塾です。

補習を中心とした個別指導から、小学1年生から6年生までの本格的な集団指導まで、受験合格に向けたサポートを行います。

コース/クラス名概要
ベーシック小学1年生から中学3年生の補習クラス。学校の授業・受験勉強の補習を行います。
マンツーマン小学1年生から中学3年生の完全マンツーマンクラス。学習塾の予習・補習や、苦手科目の重点的な学習を行います。
アドバンスクラス小学1年生と2年生を対象に、楽しく学習しながらも主体的に学ぶことを重視している集団指導クラスです。
中学受験クラス小学3年生から6年生を対象に、本格的な受験対策を行う集団指導クラスです。

個別相談と無料体験会を開催しています

モコスタでは、随時「個別相談」と「無料体験会」を開催しています。

ご相談内容にあわせて、経験豊富な講師陣が丁寧に対応させていただきます。

  • 塾の雰囲気を見てみたい
  • どんな指導をしているのか教えて欲しい
  • 講師に受験に関する相談をしてみたい

どんなご相談でも、お気軽にお申し込みください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次