宿題が多すぎる!塾の課題に追われる子どもの対処法7選

「うちの子、塾の宿題が終わらなくて毎晩イライラする…」

「宿題をやるだけで一日が終わってしまう…これで本当に成績は上がるの?」

そんなお悩みを抱える保護者の方は少なくありません。保護者の負担を減らすために塾に通わせているのに、逆にストレスが増えたように感じることもあるでしょう。

実は、「宿題が多すぎる」と感じる背景には、学習量そのもの以上に取り組み方のミスマッチや時間管理の難しさがあります。

この記事では、お子さんが塾の宿題に追われすぎず、充実した学習生活を送るための具体的な対処法を塾講師目線で7つご紹介します!ぜひ参考にしてみてください。

本記事の監修者

モコスタ統括マネージャー
小澤 珠美

小澤珠美

大学卒業後、大手進学塾で高校受験・中学受験の指導に15年間従事。特に中学受験において、御三家中学をはじめとする超難関校の算数指導・受験対策・保護者のサポートに尽力し、合格実績に貢献。
その後独立してさらなる成果を出し続けモコスタ専属の指導者となる。これまでに蓄積したすべてのノウハウを投入し、モコスタに通う受験生全員の第一志望校合格を全力でサポートする。
著書:『中学受験超成功法「ママは楽しく息を抜く」』ギャラクシーブックス 2017年
共著:『未来を創る〜私たちが選んだ道〜 輝く女性起業家』ブレインワークス 2017年

目次

なぜ塾の宿題が多すぎると感じるのか?

お子さんが「塾の宿題が多い(多すぎる)」と感じるのはなぜなのでしょうか?

中学受験塾は“家庭学習前提”で成り立っているから

特に中学受験を目指す塾では、授業で習った内容を家で「反復・定着」させるための宿題が大量に出されることが一般的です。

すでに習っている内容を家庭学習で補い、定着させることを目的としています。

この「家庭学習ありき」のスタイルに慣れていないと、宿題の量が多く感じるのも当然です。

お子さんの処理スピードと宿題の分量が合っていないから

理解はできているのに「書くのが遅い」「集中が続かない」といった理由で時間がかかってしまう子も。

実際、授業中も子どもによって板書のスピードは大きく変わります。

問題の処理速度も理解度や集中力によって差が生じてしまい、自分のペースでやる子にとっては「多い(時間がかかる)」と感じてしまうのです。

学習のスケジューリングができていないから

塾と学校の予定が重なっていたり、そもそも宿題の全体像を把握できていなかったりすると、何から手をつけていいか分からず時間だけが過ぎていきます。

このような状態では、本人も「終わらない」という不安だけが募ってしまいます。

学期ごとに週間スケジュールを作成するなどし、1週間の学習計画を立てることで解決できます。

宿題が多すぎるときの対処法7選

では、宿題が多いと感じているお子さんがすべき7つの対処法をご紹介します。

お子さんの習い事や性格によって、一概には言えませんが、参考にしてみてくださいね。

宿題の優先順位を一緒に整理する

すべての宿題を完璧にこなす必要はありません。

まずは、「これは絶対やるべき」「ここは復習できればOK」と線引きをしてあげましょう。

塾の先生に直接「この中で特に大事なものはどれですか?」と聞いてみるのも有効です。

実際、モコスタでも個々の学習状況に応じて宿題をカスタマイズしたり、予定を加味した調整、優先順位をつけた宿題の出し方をしたりしています。

大人数の集団指導塾では難しいかもしれませんが、このような対応をしてもらえるか相談してみましょう。

タイマー学習で集中力を高める

「集中が続かない」「ダラダラと時間ばかり過ぎてしまう」場合は、タイマー学習を導入しましょう。

たとえば、25分集中+5分休憩を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」は、勉強にメリハリがつき効果的です。

ポモドーロ・テクニックとは、25分間集中して作業し、その後5分休憩を取る時間管理法です。このサイクルを繰り返すことで集中力を維持し、効率的に学習を進めることができます。

塾の先生に相談してみる

意外と見落とされがちですが、宿題の量は調整可能なこともあります

担当講師や教室長に「毎回の宿題に時間がかかりすぎていて、家庭の学習に支障が出ている」と伝えると、内容を精査してくれる場合もあります。

塾と家庭が連携することで、より最適な学習環境を整えられます。

平日と週末で役割を分けるスケジュール管理

平日は学校+塾で手一杯になりがち。

そこで「平日は基礎問題」「週末はまとめや応用問題」と分けると、宿題を効率よくこなせます。

また、ホワイトボードなどを使って予定を見える化することで、家族全員でスケジュールを共有できるのもポイントです。

朝学習や隙間時間を活用する

「夜は疲れて集中できない」という場合は、朝の10〜15分を宿題タイムに活用しましょう。

朝の学習には計算がおすすめです。習慣化することで、算数の基礎体力を養えます。

また、通塾の移動時間に暗記カードを使ったり、音声で聞き流し復習をしたりと、時間の使い方を変えることで負担を軽減できます。

宿題を「やる気が出る工夫」で楽しくする

宿題が「つらいもの」になってしまうと、学習習慣も崩れてしまいます。

  • チェックリスト形式にして達成感を得られるようにする
  • スタンプカードやごほうび制度を取り入れる
  • お気に入りの文房具を使って気分を変える

こうした心理的ハードルを下げる工夫は、お子さんのモチベーション維持に効果的です。

必要なら塾を見直す選択も

「合わない塾」に通い続けることが、お子さんの学力や心に悪影響を及ぼすこともあります。

  • 宿題の量が多すぎる
  • 先生と合わない
  • 通塾が負担になっている

といった場合は、お子さんに合った塾への転塾も選択肢のひとつです。

モコスタでは、一人ひとりに合わせた学習管理と個別対応に力を入れており、無理のない学び方で、結果を出すためのサポートを全力で行っています。

さいごに

「宿題が多い=成績が上がる」とは限りません。

やみくもにただ量をこなすだけでは結果が出ないのが中学受験の現実です。

大切なのは、お子さんの成長段階や生活リズムに合った学び方を見つけることです。

保護者の方が「宿題の量」ではなく、「どう学んでいるか」に目を向けてあげることで、お子さんは安心して学びに向かえるようになります。

モコスタでは、お子さんのモチベーション・理解度・生活スタイルすべてを考慮した学習管理を行い、宿題への向き合い方から丁寧にサポートしています。

「宿題が終わらない…」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

モコスタとは?

モコスタは、経験と実績豊富な講師が中心となり学習指導を行う学習塾です。

補習を中心とした個別指導から、小学1年生から6年生までの本格的な集団指導まで、受験合格に向けたサポートを行います。

コース/クラス名概要
ベーシック小学1年生から中学3年生の補習クラス。学校の授業・受験勉強の補習を行います。
マンツーマン小学1年生から中学3年生の完全マンツーマンクラス。学習塾の予習・補習や、苦手科目の重点的な学習を行います。
アドバンスクラス小学1年生と2年生を対象に、楽しく学習しながらも主体的に学ぶことを重視している集団指導クラスです。
中学受験クラス小学3年生から6年生を対象に、本格的な受験対策を行う集団指導クラスです。

個別相談と無料体験会を開催しています

モコスタでは、随時「個別相談」と「無料体験会」を開催しています。

ご相談内容にあわせて、経験豊富な講師陣が丁寧に対応させていただきます。

  • 塾の雰囲気を見てみたい
  • どんな指導をしているのか教えて欲しい
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どんなご相談でも、お気軽にお申し込みください。

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